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タクシードライバーに転職したときのメリット・デメリット

雇用不安、非正規・契約社員の新たな就職先、
タクシードライバーに転職したときのメリット・デメリット

最近、タクシードライバーの仕事が中高年はもとより、若い世代や女性にも注目されています。

一流大学を含む新卒でタクシードライバーを目指す人も少なくありません。

他の仕事にはない“この仕事だからこそ”のメリットとは?デメリットも含めて解説します。

1.要チェック!人はどんなときに仕事を辞めたくなるのか?

転職サービス『エン転職』が登録者8600名に対して「転職を考え始めたきっかけを教えてください」とアンケートをしたところ、不満のベスト5は次の通りでした。

転職を考え始めたきっかけベスト5
(全業種共通 複数回答可)
1位:給与が低かった 39%
2位:やりがい・達成感を感じない 36%
3位:企業の将来性に疑問を感じた 35%
4位:人間関係が悪かった 27%
5位:残業・休日出勤など拘束時間が長かった 26%

タクシードライバーはこれらの不満を感じにくい、長く続けやすい仕事といえます。

具体的な魅力をチェックしていきましょう。

2.タクシードライバーに転職したときの5つのメリット

メリット1:しっかり稼ぎやすい

さまざまな仕事に就いている人たちが、転職を考え始めたきっかけの1位は「給与が低かった」というものでした。

東京のタクシードライバーの賃金は平均を上回っているため、しっかり稼ぎたい人にはぴったりな仕事といえます。

とくに若い世代、高齢者、女性は平均賃金を大きく上回っているため、メリットを感じやすいでしょう。

平均賃金が安い傾向の女性も稼ぎやすい

タクシードライバーは本当に稼ぎやすい仕事か、データで確認していきます。

東京都内のタクシードライバーの平均年収は400万円前後。

これに対して、一般の正社員の平均年収は男性351.1万円、女性265.3万円(厚生労働省調べ。平成30年)。

男性では約50万円、女性では約135万円もタクシードライバーが上回っています。

平均賃金で圧倒的に不利な20〜30代も稼ぎやすい

日本の賃金は、20〜30代が極端に安く、40〜50代が優遇されているというのが大きな特徴です。

20代前半の正社員の平均年収は男女ともに200万円台前半、20代後半〜30代半ばでも200万円台後半というのが現実です。

先に紹介したように、タクシードライバーの平均年収は400万円。

若くてもやる気さえあれば、倍以上の年収が得られるチャンスがあります。

賃金が落ち込みやすい高齢者も稼ぎやすい

60代以上になると平均年収が一気に落ち込むのも日本の平均賃金の特徴です。

高齢者にとってもタクシードライバーは平均賃金以上に稼ぎやすい選択肢といえます。

練馬交通の平均年収は400万円です(2019年実績)。
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メリット2:やりがい・達成感を感じやすい

いろいろな仕事に就いている人が転職を考え始めた理由2位は「やりがい・達成感を感じない」というものでした。

タクシードライバーは、お客様と直接コミュニケーションする仕事です。

そのため、お客様の役に立ったことを実感しやすく、顔を見てお礼を言われるのは大きなやりがいです。

加えて、自分で努力・工夫すれば売上が伸びやすく達成感を感じやすい仕事でもあります。

メリット3:将来性を感じられる ※ただし東京に限る

転職した理由3位は「企業の将来性に疑問を感じた」というものでした。

日本全国で見るとタクシー業界は衰退していますが、東京に限ってみると安定していて、さらにマーケットが広がる可能性を秘めています。

追い風の一番の要因は、インバウンド(訪日外国人)の急増です。

東京五輪の開催をきっかけに今後、インバウンド市場はさらに伸びると考えられています。

政府目標では2030年段階で6000万人(2015年の約3倍)の訪日外国人を見込んでいます。

また、他の地域のタクシー業界が衰退している原因は人口減少ですが、東京の人口は数十年安定しています。

同時に、タクシーの利用者である高齢者が増加するため、ニーズはますます強まると考えられます。

メリット4:面倒な人間関係がない

転職を考え始めたきっかけの4位は「人間関係が悪かった」というものでした。

一般サラリーマンもタクシードライバーも組織に属する会社員であることに変わりません。

しかし、サラリーマンは同僚や上司の目を常に気にしなくてはならないのに対し、タクシードライバーは一人で業務を行っているため、人間関係のストレスを感じにくいのも魅力のひとつです。

メリット5:プライベートを充実させやすい

転職を考え始めたきっかけの5位は「残業・休日出勤など拘束時間が長かった」というものでした。

正社員のタクシードライバーの労働時間そのものは他産業とほぼ同程度ですが、隔日勤務の場合は月11〜13日程度の稼働が平均的です。

このタクシードライバー特有の勤務スタイルは、仕事とプライベートのメリハリがつけやすく、趣味を楽しみたい人や家族との時間を大切にしたい人には、ぴったりな仕事といえます。

3.タクシードライバーに転職したときのデメリット

もちろん他の仕事と同様、タクシードライバーにもデメリットはあります。

主なデメリットは次の通りです。

・人によって売上(歩合)に差がある
・お客様とのトラブル、事故の可能性 など

各々の売上に差がある、トラブル・事故などのデメリットは、「研修・教育体制が充実している」「最新設備の導入に積極的」などの会社を選ぶことで回避しやすいといえます。

タクシードライバーの仕事を天職と感じられるよう優良企業を選びましょう。

これらを確かめる方法としては、「ネット上の情報収集」や「人事担当のヒアリング」が有効です。

実際にその会社のタクシーにお客様として乗車し、ドライバーとの世間話を通して社内の雰囲気などをチェックする手もあります。

くわしい条件等は、こちらの求人情報としてご確認ください。
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