ずっと働き続けられる魅力に注目されています
観光・送迎 タクシードライバー
オリンピックで大チャンス!ずっと働き続けられる魅力に注目されています
近い将来、AIの発達で多くの仕事がなくなるといわれる時代。
ここで紹介する観光ドライバーは自動運転車両等に淘汰されず、長く続けやすい仕事です。
また最近は東京オリンピック開催でニーズが高まっているのも魅力でしょう。
この記事を読めば、なぜ観光ドライバーがずっと働き続けやすいのかがわかります。
目次
1.観光ドライバーとは タクシードライバーとの違いは
観光ドライバーとは、運転に加えて観光案内もする仕事です。
一般的なタクシードライバーは乗る場所と目的地を結ぶのが役割ですが、これに加えて観光ドライバーは一組ごとのお客様の要望に合わせて観光案内をします。
観光ドライバーの仕事依頼は国内のお客様からもありますが、最近ではインバウンド(訪日客)のニーズも急増しています。
そのため、外国語を話せるとこの仕事に就く上で有利。英語はもちろん、中国語や韓国語なども大きな武器になります。
この記事の冒頭でお話しした通り、観光ドライバーの魅力は“ずっと働き続けられること”。
その理由は次の3つが挙げられます。
・インバウンド需要が高まっている
・AIに代替されにくいコミュニケーションの仕事である
・中高年でもムリなくできる
その一つひとつをくわしく解説していきます。
2.観光ドライバーがずっと働き続けられる3つの理由
理由1:インバウンド需要が高まっている
1つ目の理由の「インバウンド需要が高まっている」ですが、2012年に1000万人を切っていた訪日客は2018年には3000万人を突破。
とくにオリンピック開催地である東京は、訪日客が多く、数多くの観光ドライバーが今、求められています。
2019年末から2020年前半にかけての訪日客は、韓国との関係悪化やコロナウイルスの影響で伸びが鈍化したものの、長期的に見れば今後も堅調な伸びを示すという向きもあります。
よくある勘違いが「東京オリンピックが終わると、インバウンドが盛り下がるのではないか?」というものです。
しかし予測は、東京オリンピックの宣伝効果により閉幕後も訪日客の数は増え続けるというものです。
観光庁のレポートによると、実際に過去のオリンピック開催国は閉幕後に観光客が増加する傾向にあります。
理由2:自動運転に代替されにくいコミュニケーションの仕事である
観光ドライバーがずっと働き続けられる2つ目の理由は、自動運転で代替しにくい観光案内というコミュニケーション業務があるからです。
しかも、お客様が求めることは1組ごとに違います。
例えば、同じ観光地を訪れたとしても、高齢の方と若い方では興味が違いますし、巡るペースも違います。
こういったおもてなし、目配り・気配りといった要素は高度なAIでもなかなか替わることが難しい部分です。
理由3:中高年でもムリなくできる
3つ目の観光ドライバーがずっと働き続けられる理由は、50代、60代になってもムリなく仕事ができるからです。
大半の仕事は、若い時はいいけれど、ある程度の年齢になれば続けるのが難しくなってくる面があります。
例えば運送業であれば、体力が落ちてくる年齢になれば続けることが難しくなります。
また、プログラマーであれば若い時期には活躍しやすいですが、一定の年齢になると淘汰されやすいといわれます。
一方の観光ドライバーは、お客様と同じペースで歩ける体力さえあれば続けることができます。
年齢を重ねるほど、観光案内の知識が増えたり、お客様に安心感を与えられたりといったプラス材料もあります。
まさに人生100年時代にぴったりの仕事といえるでしょう。
3.送迎ドライバーに関するギモン
ここまでの内容で観光ドライバーが自動運転の時代でも淘汰されず、ずっと働き続けられる仕事ということがご理解いただけたと思います。
ここから先は、観光ドライバーという仕事が気になるけれど、不安も少しある……という方のためによくあるギモンをご紹介します。
ギモン:観光名所の知識がないけど大丈夫?
東京周辺の地理や接客マナーに加えて、主な観光名所についての知識も観光ドライバー検定等の講習でしっかり身に付けられるので心配はご無用です。
ギモン:2種免許は必要なの?
一般の車を運転するのに必要な1種免許に加えて、タクシーを運転するための2種免許も必要です。
なお、2種免許の取得にかかる費用は全額会社が負担してくれます(練馬交通の場合)。
4.まとめ
ここでは、観光ドライバーが「ずっと働き続けられる仕事」ということを中心に解説してきました。
内容を振り返ってみましょう。ずっと続けられる理由は次の3つでした。
・インバウンド需要が高まっている
・自動運転に代替されにくいコミュニケーションの仕事である
・中高年でもムリなくできる
このうち理由1の「インバウンド需要が高まっている」という部分は大きいでしょう。
東京オリンピックの開催により、観光ドライバーが求められているという流れは、この仕事をはじめるのに絶好のタイミングといえます。
その意味では、「観光ドライバーが気になっている」「観光ドライバーをいつかしてみたい」と迷っている方はなるべく早い段階でこの仕事に就くのが賢いといえます。
まずは気軽に面談に応募してみるのはいかがでしょう。
その一つひとつをくわしく解説していきます。